・・・・・黒磯(那須塩原市)の風景・・・・・
黒磯一覧へ
   黒磯(那須塩原市)    25.4.19
   12
西岩崎 疏水橋  12
宇都宮市⇒新里町風景01・・塩谷町⇒塩谷町の風景02・・塩原⇒金沢高阿津橋03・・堰場公園04・・堰場公園05・・堰場公園06・・折戸ポケットパーク07・・折戸ポケットパーク08・・黒磯⇒木綿畑周辺09・・戸田水辺公園10・・戸田水辺公園11・・西岩崎 疏水橋12・・西岩崎の風景13・・那須疏水公園14・・那須疏水公園15・・那須疏水公園16・・那須疏水公園17・・那須疏水公園18・・西岩崎からの風景19・・那須町⇒高久乙の風景20・・高久乙の風景21・・高久乙の風景22・・黒磯⇒西岩崎ポケットパーク23・・西岩崎ポケットパーク24・・県道30号線25・・高林交差点26・・塩原⇒横林一里塚周辺27・・接骨木の一里塚28・・西那須野⇒乃木神社周辺29・・乃木神社周辺30・・三区町周辺31・・三区町周辺32・・矢板市⇒矢板市風景33・・矢板市風景34・・矢板市風景35・・県道30号線36・・県道30号線37・・県道30号線38
■説明板・・・
●建造物 疏水橋(そすいばし) 国指定重要文化財(附指定) 平成18年(2006)7月5日指定
この橋は、明治38年(1905)の那須疏水取入口変更工事にあわせて那須疏水にかけられたもので、そのあらましは次のとおりです。
@建設年 明治38年(1905)
A構造 石造単アーチ橋
B規模 幅約3.2m、長さ13.1m
那須疏水が開通した明治18年(1885)、西岩崎の集落に近いこの道に橋がかけられ、地元の人や疏水関係者等がよく利用しました。しかし、簡単な橋のため、時々修繕を必要としました。そこで、明治38年(1905)に永久橋をかけることとなり、那須疏水を管理する那須疏水普通水利組合によって疏水橋が造られました。当時としては大変豪華な橋で、その形から「めがね橋」とも呼ばれました。その後この道は、那須温泉と塩原温泉を結ぶ道路として整備され、交通量の増加に伴いコンクリートで幅を広げ、アーチ部分の下方は疏水の改修工事にあわせてせばめられました。平成7年(1995)、下流部に隣接して新しい橋がかけられたことにより、疏水橋は増設したコンクリート部分を取りはずし、原形に近い形で復元・保存されました。「疏水橋」と刻まれた角柱の石碑は、疏水橋の親柱(おやばしら:らんかんの端にある太い柱)です。その近くにある石碑は、この橋の完成を記念して建立されたもので、建設の経過が刻まれています。かつては数十メートル北西にありましたが、橋の復元と共に、現在の位置に移されました。
平成19年(2007)3月
文化庁・栃木県教育委員会・那須塩原市教育委員会
↓こちらは、新しい橋
↓国重要文化財 疏水橋