■説明板・・・
●「美しいまち賞」受賞にあたり
この壬生蘭学通りは、栃木県土木部と東京電力兜タびに東日本電信電話鰍ウらに沿線住民の皆様のご理解のもと、通学路の歩道の整備と商店街の活性化を目的に電線類地中化工事が計画され、平成6年から平成14年にかけて総延長780mの工事が完了しました。
壬生町は古くから城下町として栄え、社寺や医者が多いと言われ特にこの整備された通りには、明治初期の地図や文献を見ると「神戸察」「渡辺元良」「匂坂玄皐」「齋藤玄昌」「石崎鼎吾」「五十嵐順知」「渡辺百」「若井武一郎」の名前が確認でき、幕末から維新にかけて開業医たちが、活躍していたため蘭学通りと呼ばれています。
平成14年11月に、蘭学通りを会場として沿線四つの商店会が核となり「壬生蘭学通りまちづくり実行委員会」を組織し、地域住民や若年層に参加を求め、地域交流と活性化を目標に「みぶ蘭学通りまつり」が開催されました。平成17年度、社団法人栃木県経済同友会からこの取り組みが、知恵と工夫による魅力あるまちづくりとして継続されていることが認められ「美しいまち賞」を受賞いたしました。ここにその記念として顕彰碑を建立するものであります。
平成18年3月吉日 壬生町長 清水英世 |