■説明板・・・
●大羽地区の文化財について
○国指定重要文化財 綱神社摂社大倉神社本殿 1棟 附 前机 1脚
桁行1間(1.58m)梁間1間(1.40m) 一間社流造 茅葺
本殿は、もと大倉村(現在地より約1km西北)の愛宕神社本殿にあったものを、明治42年に現在の綱神社境内に移築し合併したものである。建立年代は不明であるが、斗栱(ときょう:木の右に共)、木鼻(きばな)、破風(はふ)、懸魚(げぎょ)等いずれも室町期の手法であり、小本殿ではあるが雄建の風をよく残している。なお、本殿内前机(幣束台)裏面に「大永七年●十月十七日」の墨書がある。(昭和37年6月21日指定) |