■説明板・・・
●未来を拓く童子たち
◆瑠璃坊(るりぼう)
瑠璃坊は村民の愛鳥、マスコット、美の象徴であります。自然と村を守る瑠璃鳥、栗山村を代表する美の使いであり、栗山を訪れる人達を瑠璃鳥がお迎え致しております。招き瑠璃坊が一番にて「夫婦円満」を願い夫婦山を背景にてお迎えしております。
◆家守坊(やもりぼう:一家繁栄と子々孫々の発展)
各家を村を守って来たヤモリ(家守)、家を守り、村を守り、長寿を守る。家守坊は、家につき家族を守り一族の幸福を見守る、そして童子の生命力と童子の角は智慧であり、それらが守りのエネルギーとなります。
◆天道童子(てんどうどうじ:恒久繁栄を導く)
天は太陽であり、自然の恵みであり神である天を仰いで未来の発展を示す。天は自然の象徴でもあり、無限の資源であります。天に向かって強く大きく育つよう祈る。
◆栗坊(くりぼう:子宝を恵む)
栗や栗山村の象徴、栗は自然の恵み、大自然を素材とし知恵により無限の産物を生み出す栗坊は生産の神であり、子宝を恵む童子でもあり、安産祈願、五穀豊穣、商売繁昌の象徴であります。
制作者 薮内佐斗司(やぶうち さとし)
薮内氏の作る童子達は、単なる子供の像ではなく異界から空間と歴史を超えてやって来る、神性を秘めた童子であり、大自然の風や、雷や、雨などあらゆる現象の背後に彼等が係わっていて、
「エネルギー」と呼んでいるものと同じものを「童子」という姿で表現している。
※奈良県のマスコット「せんとくん」を作成した方です。 |