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   小山市 26.5.5
間々田のジャガマイタ(蛇まつり)
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■JR間々田駅前の説明碑・・・⇒間々田の蛇がまいた像
●間々田の蛇祭り
間々田の蛇祭りは古くはジャガマイタ、ジャガマイタと言っていた。祭りの主役は昔も今も子供達である。毎年、5月5日の子供の日「ジャーガマイタ、ジャガマイタ、4月8日のジャガマイタ」と大声でさけびながら、竜頭蛇体の模型の大蛇を担ぎ町じゅうを練り歩く。この祭りはかつて旧暦の4月8日の花祭りの日に行われていた。蛇の大きさは現在、長さ15m、胴の太さは30cmぐらいのものが多い。胴体は竹を割って束ね心棒とし、その上にワラ、更にフジツ栃木の祭のページへルやシダを縄で締めつけながら巻きつける。頭部は竹で編んだカゴを上アゴと下アゴにして合わせて口とし、金紙の鼻を付け、耳はアワビの貝殻、舌はシブウチワ、角は檜の枝をはいだものを使う。後尾には縄でシリケンと称する木製の剣型のものを付ける。5月5日間々田各町内で作られた蛇が間々田八幡宮に集合し、神職より祈祷を受け、蛇の口に御神酒を注ぎ、神社の拝殿を一まわりして、境内にある池で水呑み儀式を行った後、各町内に散会し練り歩く。蛇祭りの起源についてはいくつかの説があるが、代表的なものは、八大竜王信仰説(水の神である竜神への信仰から起こったとする説)法隆東林の雨乞い疫病除け説(間々田一丁目の竜昌寺住職であった法隆東林がはじめたとする説)がある。いずれが起源かは定かではない。ただ、竜神や蛇神に雨乞いや厄除けを願う行事が日本各地にあったことを見ると、間々田のジャガマイタも五穀豊穣や疫病退散の願いを込めた祭事であったことは確かだと思われる。
平成10年5月吉日
間々田商工会
小山市間々田はとちぎのふるさと田園風景百選に選定されている