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御成橋2丁目のお堂   呑龍堂 成田不動尊

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ふるさと郷土史散歩 柳田芳男氏 著 参考

■呑竜堂
御成橋東側のカーブの右側、赤い鉄製の欄干のある石段を上ると呑竜堂に出る。呑竜さんとして近在の信仰を集め、殊に戦前は育児にご利益があると子供連れの人々で縁日(4月8日、8月8日)はにぎわった。堂の創建は嘉永四年(1851)に上材木町住の岡田伊之吉が群馬県太田市大光院(呑竜さん)から呑竜上人の坐像を請けてきて、明治三年(1870)に現在地に移したことに由来する。呑竜堂は、昭和八年に上都賀十霊場に選ばれ、黒川をすぐ真下にした境内からの眺めは大変よい。

■不動堂
呑竜堂と例幣使街道を間にはさんで、北側の丘陵上に成田山がある。管理している家の急な石段を上がるとお堂がある。明治のころはお堂と庫裏があり、多くの信者で栄えたという。
■説明書き・・・
●呑竜堂(どんりゅうどう)
御成橋の東南の台地に「呑竜堂」がある。その由来は、嘉永4年(1851)に上材木町の岡田伊之吉が、群馬県太田市大光院(呑龍さん)から、呑龍上人の坐像を請けて、明治3年現在地に祀ったといわれている。縁日の4月8日・8月8日には、育児にご利益があるとのことで賑わった。(御成橋町)
成田山 不動尊
呑竜堂 上都賀十霊場の一つ