足尾一覧へ
●足尾町の風景         栃木県日光市

足尾砂防ダム 
古河橋からの風景・・・足尾ダム・・・足尾ダム上流パノラマ・・・通洞大橋からの風景・・・渡良瀬川の風景・・・足尾製錬所のある風景・・・松木渓谷 ウメコバ沢・・・足尾駅・・・足尾町役場・・・足尾町消防署・・・通洞駅・・・庚申山 石碑・・・足尾環境学習センター・・・石燈篭と半鐘・・・愛宕下社宅・・・足尾製錬所遠景・・・製錬所パノラマ・・・渡良瀬川源流の碑・・・磐裂神社の御神木・・・粕尾峠・・・酒井善太郎の句碑・・・地蔵岳登山口・・・峠道からの男体山・・・粕尾峠説明板・・・原向駅・・・原橋からの風景・・・庚申山碑・・・庚申ダム・・・小滝の里・・・製錬所・選鉱所跡・・・旧小滝橋・・・コウシンソウ・・・ニホンカモシカ・・・松木渓谷と大畑沢
■説明板・・・
●わたらせ川 源流の碑
渡良瀬川は、ここ足尾砂防ダムより約12kmさかのぼった松木川上流の皇海山(標高2143m)に源を発し、群馬県大間々町まで険しい渓谷を流れ、桐生市、栃木県足利市、佐野市等の平地を流れて茨城県古河市で利根川に注ぐ、全長107.6kmの河川です。ここ足尾町には、江戸時代(1610年)に開かれた足尾銅山があり、明治時代には、わが国の銅の半分近くを生産するなど、昭和48(1973)年の閉山までの間、日本の発展に大きく貢献しました。町には、銅山の歴史のなごりである、観光名所や四季を彩る自然の宝庫があり、たくさんの人々が訪れています。
しかし一方で、足尾の山は山火事や製錬による煙害で、松木川沿い等の沢筋は緑を失いハゲ山になりました。このため、銅山や国、県により防災対策が続けられ、草や木を植える緑の山づくりの治山事業や土砂災害を防ぐ砂防事業が行われています。また、足尾砂防ダム(高さ39m、長さ204.4m、堤体立積101,700m3、計画貯砂量500万m3)は、昭和22(1954)年のカスリン台風、翌年のアイオン台風による土砂災害により計画され、昭和25(1950)年に着工し、昭和29(1954)年に完成した、わが国最大級の砂防施設です。
この地を源流として流れる渡良瀬川が、安全で清らかな流れとして、これからも人々の心のふるさととして親しまれることを願い、この地に源流の碑を建立しました。また、皇海山頂上には姉妹碑として水源碑が建立してあります。
平成6年10月 渡良瀬川水源碑設置委員会
足尾町一覧 ホーム