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下日向地区
1.松楽寺
鶴峯山旭光院松楽寺
寺伝によれば当山はもと鶴峰山才先寺と称し暦応3年(1340)、京都臨済宗妙心開山円成国師の傍室哲外蔵司を開山として開基は吉殿本馬姓として創建された。その後寺運衰退したが、壬生下総守綱房が外祖父の菩提を弔うため瑞光寺第四世刀室俊的大和尚を請じて開山とし、外祖父日向城主横手一伯を再開基として文亀元年(1501)に再興し、同時に曹洞宗に改宗した。
2.羽黒神社
言い伝えによると、当神社は人皇九六代後醍醐天皇御代延元2年(1337)、奥州鎮守府将軍北畠顕家卿吉野の朝廷より詔(みことのり)に応じ、兵を率いて上洛のとき、某臣某氏羽黒神社を下日向村石倉山に勧請して建立したと言う。
3.道祖神
峠、村境にあり、悪疫を防ぎ、旅行者の安全を守る。また、縁結びなどを司る神とされ、多くは自然石のままを御神体としている。
4.グリーンホーム17.5.19
特別養護老人ホーム
在宅介護支援センター
5.神社跡17.5.19
年代不詳だが、むかし上日向の大杉神社に合併し、小さな碑があったが、現在は日向土地改良事業により跡地もない。
日向神社の秋の祭典では、上日向より発した御神輿がこの地に着した。

確かになにもありませんでした。
6.弁天池17.5.19
きれいな湧き水が湧き出、飲料水や農業用水として用いられていた。
現在では、池は小さくなり、湧き出る水の量も少なくなっている。池の中央には、水神が祀られている。

7.円通寺
明治の初期に廃寺になり、現在の松楽寺に移された。現在、旧地にいわゆる横手三人の墓石と称するものがある。
8.日向城跡
「栃木縣史」は横手一伯の城と伝承を伝え、「鹿沼城主の配下の古城址であろう」と推測する。
大芦川東の段丘上に位置する。東に「立街道」が通過し、宅地化、耕地整理等が進み、地形の改変が著しく、現状では正確な復元は難しい。
9.城宝寺  現薬師堂17.5.19
明治時代に廃寺。現在は薬師堂がある。
明治6年に創立した、日向小学校が明治8年まで、この寺を仮用したといわれる。

10.水神様  水車小屋17.5.19
「水の神」と言われている水神は、日本の農耕社会の進展と共に水神信仰として竜神と習合し、重要な役割を果たしてきた。井戸、泉、川など水に関わる場所に祀られている。
水力の利用は穀物の製粉等に使われていた。
11.才先寺
現在の松楽寺の前身として暦応3年(1340)、京都臨済宗妙心開山円成国師の傍室哲外蔵司を開山として、下日向雷電山の北麓に、開基は吉殿本馬姓として創建された。その後寺運衰退し、廃寺となった。