昔(昭和時代前半までくらいかな)馬を飼っていたところに、このような石塔が多いようです。田畑が多いところであれば、農耕馬。栗山地区あたりでは林業にも馬が係わり山から木を切り出す仕事をしていたのでしょう。その馬達の神様が勝善神のようです。勝善神は、主として馬産地において名馬の誕生を祈願する意味の強い信仰のようです。また、よく見かける、馬頭観音碑は馬の安全や健康を祈ったり、亡くなった馬の冥福を祈ったり、戦争に供出された馬の無事を祈願する意味あいもあったようです。勝善神・馬頭観音碑どちらとも馬を家族同様に大切にしていたということが理解できます。 |