・・・・・那須町の風景・・・・・
那須一覧へ
   那須町
史跡 殺生石 3 25.5.28
殺生石 01 殺生石盲蛇石 02 殺生石 03 殺生石教傳地獄 04 殺生石 05 殺生石 06 殺生石 07
■説明板・・・
●「湯の花の縁起」
この地域一帯を「殺生石賽ノ磧(さいのかわら)」と呼び、地温は地表で80度から90度、地下30メートルは100度となって、烈しい(はげしい)噴気が立ち上がっていました。この地表からの噴気を活用し、湯畑を作り特殊な製法で昇華(しょうか)させたものが「湯の花」です。約100日程で「湯の花」の結晶体が出来ます。当時の「湯畑」の一部を再現したものです。この湯畑で採集した湯の花は水に溶け易く、家庭のお風呂に入れると、鹿の湯源泉と同じ様な薬効があり、お土産として人気がありました。地元では茄子(なす)の漬物(塩漬け・糠漬け)等に一寸(ちょっと)いれると色合いが良く出ます。亦(また)、刺身のつまの千切り大根を水につける時に少し入れるとシャキシャキ感が出るので、日常生活にも使用していました。昭和18年以降は「湯の花」の採集は行われなくなりました。
社団法人 那須観光協会
那須高原湯本ガイドクラブ
↓殺生石 賽の河原
↓湯の花採取場
↓教伝地蔵