栃木市のHPから
●この建物は、もと田村家の店舗(見世蔵)、住居(母屋)、付属屋、土蔵群でした。旧栃木町の中心部・万町にあり、大通りの東側・神明宮に通じる参道の北側に位置する田村家は、戦後まで「八百金」の名で知られた荒物・麻苧問屋でした。八代前の江戸末期頃この地に店舗を構え、代々金五郎を襲名しており、現存する最も古い幕末期の土蔵(文庫蔵)は「三代目田村金五郎」、最も新しい明治後期の店舗(見世蔵)は「六代目田村金五郎」が建てたものです。戦後になって商売を廃めたため店舗は閉鎖されましたが、奥の土蔵群の一部はアパートに改修され、「蔵のアパート」として知られるようになりました。その後、市がこれらの建物群を改修し現在の「とちぎ蔵の街観光館」として開館しています。
●以前はこの蔵の後方の白い建物は板張りで、いまにも崩れそうな感じでした。こんなにもキレイになったのですね。今回この建物の中を覗いてみました。飲食店、物産店がありました。この道の先は神明宮です。 |