栃木県のHPから
■やまもとゆうぞうふるさときねんかんなんとう
山本有三ふるさと記念館南棟
旧栃木宿のほぼ中央、旧例幣使街道沿いに西面して建つ。北棟と屋根を共有するが、北棟より先の建設である。切妻造・平入、総2階建、正面下屋庇付、黒漆喰塗の重厚な土蔵造。正面2階の窓はやや縦長で観音開扉を有し、背面には平屋建ての居住棟が連続している。
■やまもとゆうぞうふるさときねんかんほくとう
山本有三ふるさと記念館北棟
北棟は南面の柱が南棟壁面に組み込まれており、南棟より少し遅れての増築と推定。規模や形式は南棟とほぼ同じであるが、軒廻りや両側戸袋付の正面2階の横長窓など、意匠に変化を持たせ、巧みに処理している。とくに1階内部は土間と帳場の構えがよく残る。 |