■足尾の四季
1.春晴千里水清く・・・・・【しゅんせいせんり みずきよく】
霞とまごう桜花・・・・・【かすみとまごう さくらばな】
はる酣の渡良瀬や・・・・・【はるたけなわの わたらせや】
2.夏庚申の滝の音・・・・・【なつこうしんの たきのおと】
緑滴る満山に・・・・・【みどりしたたる まんざんに】
雲紅の夕陽影・・・・・【くもくれないの ゆうひかげ】
3.薄戦く山の峰・・・・・【すすきおののく やまのみね】
脱硫塔の影黒く・・・・・【だつりゅうとうの かげくろく】
月中天に秋深し・・・・・【つきちゅうてんに あきふかし】
4.男体颪吹き荒れて・・・・・【なんたいおろし ふきあれて】
白皚々の備前楯・・・・・【はくがいがいの びぜんだて】
幌馬車急ぐ暮れの町・・・・・【ほろばしゃいそぐ くれのまち】
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