▼寺町の名前の由来ですが、
▼「少年少女のための鹿沼の町名」 黒川常幸氏発行本によると・・・
■寺町(てらまち)
寺町の寺は雲竜寺(うんりゅうじ)のことです。雲竜寺は浄土宗という宗派のお寺です。
鎌倉時代に源氏にやぶれた平家の落武者(いくさに負けて逃げるさむらい)がこの地に住みつき、お坊さんを迎えて建てたお寺だといわれています。
お寺は室町時代の永正(えいしょう)年間(1504-1524)に今のところに移りました。
宝永(ほうえい)7年(1710)、享保(きょうほう)9年(1724)、文化(ぶんか)4年(1807)と三回も火災にあってしまいました。雲竜寺を中心にして一つの町のすがたになりましたので寺町というようになったそうです。江戸時代雲竜寺の南に内町通りの木戸がありました。 |