・・・・・鹿沼市の風景・・・・・
鹿沼市町名一覧へ
   鹿沼市の町の風景 27.9.5    65
鳥居跡町(とりいどちょう)65
前へ・・・幸町34 ・・・坂田山35 ・・・酒野谷36 ・・・笹原田37 ・・・さつき町38 ・・・佐目町39 ・・・三幸町40 ・・・下石川41 ・・・下大久保42
下久我43 ・・・下材木町44 ・・・下田町45 ・・・下奈良部町46 ・・・下南摩町47 ・・・下日向48 ・・・塩山町49 ・・・下沢50 ・・・下武子町51
下遠部52 ・・・下横町53 ・・・白桑田54 ・・・末広町55 ・・・千手町56 ・・・千渡57 ・・・武子58 26.5.11 ・・・玉田町59 ・・・寺町60
天神町61 ・・・栃窪62 ・・・戸張町63 ・・・富岡64 ・・・鳥居跡町65 ・・・次へ
▼鳥居跡町の名前の由来ですが、
▼「少年少女のための鹿沼の町名」 黒川常幸氏発行本によると・・・
■鳥居跡町(とりいどちょう)
鎌倉時代に将軍源頼朝が願いごとがあって、日光二荒山神社の神領(神社のいろいろな費用にあてるために神社がもっている領地)として鹿沼あたりの66郷を寄付しました。そのころ日本が66の国(今の県のようなもの)に分かれていましたので、数の同じ66郷(郷というのは国をさらに細かく分けた地域の単位)にしたのだということです。
山口安良(やまぐちやすら)のあらわした「押原推移録(おしはらすいいろく)」には、鹿沼に関係のある次のような地名がのっています。上殿(かみどの)、府所(ふどころ)、栃久保(とちくぼ:栃窪)、玉田(たまだ)、板荷(いたが)、深岩(ふかいわ)、富岡(とみおか)、古加志(こがし:古賀志)、見野(みの)、下南摩(しもなんま)、村井(むらい)、樅山(もみやま)、奈良部(ならぶ)、花岡(はなおか)、笹原田(ささはらだ)、下沢(しもざわ)、引田(ひきだ)、大芦(おおあし)、加園(かぞの)、日向(ひなた)、茂呂(もろ)、千度(せんど:千渡)など。
神領の中に一の鳥居をたてましたが長い間に鳥居は朽ちて、あとかたもなくなりました。そこで鳥居のあった跡という意味で鳥居跡町となづけました。
鳥居跡町地内