●栃木市の吹上小学校を目標に行くとわかりやすい。小学校の西に東北自動車道が通っているので、東北道の下をくぐって、次に赤津川を渡ったら、すぐ右折。50mくらいのところに「伊吹山聖観世音」があります。
●案内冊子によると、「いまから1200年前に勝道上人の開基により薬師堂を建立。」とありますが、火災で関係書類が焼失してしまったので詳しいことはわからないみたいです。
●境内の案内には
伊吹山のさしも草
伊吹山は「美濃と近江との境なる山にあらず下野なり」(コン元儀)と記しているように、東国の歌枕として知られ平安時代以降多くの歌人に詠まれてきた名所です。江戸時代、特にここに自生する七葉の艾(よもぎ)をもって製した「もぐさ」は薬効があるとされていました。現在は伊吹山善応寺(勝道上人開山)の観音堂一帯を指す地名となっています。
栃木市教育委員会 |