■説明板・・・
●多気山持宝院社叢(しゃそう)【宇都宮市指定天然記念物 昭和32年1月11日指定】
この多気山持宝院周辺の森(社叢)は往時の原始林のおもかげを今日にとどめている市内唯一の場所である。社叢には、カシ類とヤブツバキ・ヒサカキなどの常緑樹、ヤマザクラ、ヤマモミジなどの落葉樹、さらには暖地性の常緑蔓性(つるせい)植物であるイタビカズラ・テイカカズラなどが密生している。植物地理学上、本県は南部が暖帯に、北部が温帯に属しているが、この社叢はわが国の北縁に位置する樹林として貴重である。なお、昭和58年度に、この社叢の植生分布調査を実施したが、その概要は次の通りであった。
・・・・調査参加者名・樹木名記載がある・・・途中省略・・・
宇都宮市教育委員会 |