■説明板・・・
●威徳院天神について
このお宮は、正式名称を「天満大自在威徳院天神宮」と云い、菅原道真公の御霊をお祀りし、天神として崇めたものである。伝えによれば「深く信仰する者は学問、学芸、筆道の妙術を得、もろもろの厄災を消除し諸難を救いて、霊験あらたかなる事云々」とされており、広く一般の篤い信仰を受けている。古文書においては「当社の儀は人王百六代御奈良天皇の御宇、天文15年(1546・室町時代後期)霊牛山威徳院の住職が教恵法印の時代、洛陽の北野社天満宮御移を頂請し宮柱太敷立て造営す。尚、また菅相公の御真筆、御願を頂請してこれを御稷籠り(※ごしょくこもり?)として壱体の霊像を彫刻勧請し、毎年2月25日祭礼を営みける。」と記されており、由緒ある天神宮であることがうかがえる。
霊牛山威徳院極楽寺 |