▼花岡町の名前の由来ですが、
▼「少年少女のための鹿沼の町名」 黒川常幸氏発行本によると・・・ ■花岡町(はなおかまち)
「ハニの岡」から花岡になったという説があります。ハニというのは漢字え「埴」と書いて、黄色や赤色の粘土のことです。このあたりには古墳(三世紀のおわりごろから奈良時代にかけて、土を高くもりあげて作った豪族や有力者の墓)がありました。古墳をもりあげるためにつかった粘土のことか、粘土をつかって作ったハニワからつけられた名まえではないかといわれています。
もうひとつの説があります。大むかしこのあたりは海になっていて、鹿沼の西の方の山が陸(りく)だったころ、その陸の先の端(はな)、山の鼻(はな)、あるいは岬(はな)だったというところから、ハナに花の字をあてて花岡としたというものです。今でも近くに、段の浦(だんのうら)などという海と関係のある地名がのこっています。 |