▼万町の名前の由来ですが、
▼「少年少女のための鹿沼の町名」 黒川常幸氏発行本によると・・・ ■万町(よろずちょう)
代々日光の二荒山神社につかえる「宮仕(みやし)」の頭(かしら)とよばれる人が鹿沼に10人おりました。鎌倉時代のある正月、宮仕の頭にあたる2人が、鎌倉にいって将軍の源頼朝に鏡餅(かがみもち)をさしあげました。
ちょうど、具足開き(ぐそくびらき:新しい年を迎えてはじめて鎧(よろい)などを出すことをいったようです。)の日でしたので、頼朝はたいへん喜んで2人に千万才(せんまんざい)と十万才(じゅうまんざい)という名前と、鹿沼の土地の一部をくれました。千万才、十万才の名は土地の名まえとしても残り、万の字をとって、万町(よろずちょう)となったということです。 |