▼蓬莱町の名前の由来ですが、
▼「少年少女のための鹿沼の町名」 黒川常幸氏発行本によると・・・ ■蓬莱町(ほうらいちょう)
江戸時代に、この地に日蓮上人(にちれんしょうにん)のお堂が建てられました。明治になって家がふえてきました。お堂の近くにすむ人の中には、日蓮宗を信ずる人が多かったので、お題目(おだいもく)の「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」をとなえる声がよく聞こえました。町名をつけることになったときに、いろいろな意見がでてなかなかまとまりませんでした。そのときにひとりの智恵のある人が蓬莱町ではどうかといいました。お題目の中から「法蓮」をとり出して考えたのです。「法」は「蓬」に通じ、「蓮」は「莱」に通じます。そして蓬莱山(ほうらいさん)というのは中国の伝説で東シナ海にある仙人のすむ不老不死(ふろうふし:いつまでも年をとらず死にもしないこと)の土地といわれているというのです。説明を聞いて蓬莱町にきまったということです。 |