◆板荷の才木内、桜渕という場所がわからないので、「いたがせせらぎプール」のところの風景にしました。場所がわかったら載せ換えます。
|
板荷小学校 |
「今から250年昔のはなし。父と二人の娘が暮らしていた。ある年の秋、父六兵衛は山仕事にでかけて死んでしまった。二人の娘は巡礼の旅にでた。
15〜6年たってふるさとに戻ったが、元の家はなくなっていた。屋敷を返してくれといっても、村人は知らんふりをした。ふたりは父の墓参りをして、引き返してしまった。ふたりがいなくなってから、4〜5日たった朝、六兵衛屋敷の隣の家に白蛇がでた。この話はたちまち村中に広まり、毎朝どこかの家に白蛇がでるようになった。困った村人はお寺のお坊さんに相談したところ、『村人へのうらみらしい。』ということになり、村人は二人を村中くまなくさがしたが、桜渕の深みにしずんでいるのを発見した。村人は六兵衛の墓に二人を葬り、石碑を建てた。それから、白蛇は出なくなった。しばらくして、六兵衛の墓に石碑を守るように白蛇が死んでいた。」というおはなしです。
|