上都賀郡誌 復刻版(発行 昭和52年8月30日)参考
十二社神社
「国家安全、五穀豊穣等祈願し奉るをもって祭主黒川若狭守政守殿之を司れり(天文五年(1536)五月)社殿建設の起因等は不明だが今宮神社より先であり、棟札の裏に鹿沼家中・壬生家中とあるのを見れば本社殿は鹿沼右衛門の系統により祭祀が行われ後に鹿沼・壬生両家にこれを存司されたものであろう。そして、田町通りは内町より古く開かれたものであるから、田町中の郷社として盛んな祭典が行われたようである。又当神社には神田として三反余歩が附されていたと伝えられている。 |