むかしの白桑田村
「鹿沼市史資料編 近世2」参考
白桑田村
洪積台地にあり、河川がなく畑作地帯であるが、隣接する深津村を流れる武子川の用水堀を用水として水田が開かれている。「慶安郷帳」には村高150石余(田116石余・畑44石余)とあり、天保9年には村高208石余・家数18軒・人数100人・水車稼3人、深津村と同領支配で、鹿沼宿の助郷村であった。村には神明神社がある。
慶安郷帳 1648年
元禄郷帳 1701年
天保郷帳 1834年
一給支配=一村一領主、二給支配=一村二領主、三給支配=一村三領主というように旗本による分給支配地である。
相給=複数の領主下 |