栃木県紹介          加瀬耕三(ペンネーム)
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大平町は、県の南部にある、人口28,000人余りの町です。古くは例幣使街道の宿場町として栄えましたが、近年は、日立の大きな工場ができ、町は潤って来ました。
町の北側に「ぶどう団地」があります。夏から秋にかけて、美味しい「巨峰」などのぶどうがなり、ぶどう狩りも楽しめます。
この町には、上田秋成の雨月物語の「青頭巾」の舞台となった大中寺があります。青頭巾は、可愛がっていた弟子に死なれた僧侶が、その弟子の肉を食べてしまったと言う話です。この大中寺には、「七不思議」の話があります。以下でご紹介しますと
1枕返しの間: 2馬首の井戸:

馬の首を切って井戸に投げ入れたら、井戸から馬のいななきが聞こえたという井戸です。
ある旅人が泊まって、本尊に足を向けて寝たら、朝には頭が本尊に向いていたと言う部屋です。
3油坂:

勉強好きな僧が、本堂の油を盗んで逃げる途中、この坂で転んで死亡してから、この坂を通ると禍があると言われています。
4不断のかまど:

ある僧侶がかまどの中で寝てしまい、それに気付かず火を点けられて死亡したため、火を絶やさなかったと言うかまどです。
5根なしの藤:

青頭巾の霊を弔うためにさした杖から成長したという藤の古木です。
6不開の雪隠:

土地の豪族の妻が敵に追われて逃げ込んで自殺して以来、開けられた事のないと言うトイレです。
7東山の一口拍子木:

東の山で拍子木が一度鳴ると、寺に禍が起こると言われていて、しかもその拍子木の音は住職にしか聞けないそうです。
大中寺には、小学校の遠足で行ったきり行っていません。また、行きたい所ができてしまいました。
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