宇都宮市は、栃木県の県庁所在地で、人口は445,000人余りです。県のほぼ中央部にあり、東京から概ね100キロの距離にあります。

古くは、二荒山神社の門前町として栄え、更には宇都宮氏の城下町、奥州街道の宿場町として栄えます。江戸時代に入って、歴史上の有名人である本田正純が城主になりますが、宇都宮釣り天井事件で失脚し、その後は奥平家、松平家、戸田家と城主が入れ替わりました。戊辰戦争で、宇都宮城は焼失しましたが、現在、市が復元工事を行っています。どんなものが出来上がるのか、少々不安な感じもあります。
明治に入ってから、県庁が移転し、旧陸軍の第14師団が置かれます。師団本部が置かれた事により、宇都宮は軍都として栄えます。僕の亡父は、群馬県の出身でしたが、軍人となるため宇都宮に来て、終戦後もそのまま居付いてしまいました。 
これまで、宇都宮を県外の人に説明するのに、中々適切な物がなく、ある意味、「何もないのが宇都宮の特徴」と言う感じでしたが、最近は状況が変わって来ました。市役所の職員が、家計の支出に占める「餃子」の購入額が日本一である事に気がつき、「餃子の街」として売り出しました。市内では、餃子の専門店(メニューは餃子だけ、他にはライスと飲み物程度と言う感じです。)が何店かあり、僕も小さい頃から餃子に親しんで来ました。今では、日曜日など、こうした専門店には長蛇の列ができ、街中を餃子マップを持った観光客が歩く姿を見掛けます。県外の人から、「宇都宮と言うと餃子ですね。」と言われる事も多くなりました。市のPRとしては、見事に成功した例の一つになると思います。
既に、ご承知の方も多いかとは思いますが、僕はこの宇都宮に生まれ、学生時代の一時期を除いて住み着いています。これからも、僕の故郷である、宇都宮市・栃木県を紹介していきたいと考えております。
栃木県紹介          加瀬耕三(ペンネーム)
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