田沼町は、県の南部の人口29,000人余りの町でした。佐野市の所でも述べましたが、今年の2月28日に、佐野市・葛生町と合併して、新「佐野市」になりました。
数年前だったでしょうか、田沼町が日本列島の真ん中にあると宣言をしました。『@「北海道の最北端」とA「九州の最南端」から それぞれ同じ距離となる太平洋側と日本海側のB海岸線上の2点を 結んだ線の中間点を日本列島の中心と定義する」』と言うものです。
これによると、@ 北海道(本島)最北端は稚内市内の最北端 A 九州(本島)最南端は佐多町内の最南端 、B 東端と西端は、茨城県波崎町および新潟県上越市内の海岸付近の堤防となります。
沖縄県が入ってない点など、かなり我田引水的な定義で、僕もどうかとは思っていたのですが、これによって、新しくできた道の駅の名称が、「どまんなかたぬま」だったりして、地域のアイデンティティの確立には役に立っているようです。合併によってどうなるのでしょうか?
この田沼町には、僕の大好きな美術館があります。安藤勇二さんと言う画家が、個人で建設した美術館で、「少年の日美術館」です。3年前の5月にオープンしました。昭和30年代とおぼしき風景の中で、子ども達の暮らしを、全て色鉛筆で丁寧に描いています。子どもの頃に戻れる貴重な美術館だと思っています。
写真は上から
・丸嶽山神社 ケヤキ(県の天然記念物、とちぎ名木100選)
・船越薬師堂 ヒイラギ(県の天然記念物、とちぎ名木100選)
・道の駅